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煙管たばこ「宝船」の意匠

「宝船」意匠のページ用 400.jpg

31日に発売しました煙管たばこ「宝船」は、お陰さまでご好評をいただいております。

お味だけでなく、包装袋の意匠にもご関心を持ってくださる方が多いようです。

そこで今回は、「宝船」パッケージのフロントデザインを解説します。

 

フロントデザイン

このポウチ包装の意匠は、弊社の専務、柘恭三郎が判じ絵の「宝船」をパッケージに表現したものにしたいと書家・橘右之吉さんに頼んだのが始まりです。
右之吉さんは、青海波をバックに下町の職人が煙管をふかし、丸い煙の中に朱赤の宝船を描いてくれました。その宝船は、判じ絵で逆さまにすると「寳」(たから)という字が判読できます。青海波の鶯色(うぐいすいろ)は煙草葉の色を象徴しています。

 

宝船は「判じ絵」
「判じ絵」は江戸時代庶民の遊びの中にあったもので「悟り絵」ともいいます。判じ絵は、文字と絵の視覚的ななぞなぞで、絵の中の謎を読み解きます。宝船の図は縁起ものとして好まれ江戸時代から使われています。この宝船は江戸時代、山東京伝が著した「奇妙図彙」(享和三年)や滑稽本「小紋雅話」(寛政二年)の中にあります。

 

宝船は「寄席文字」
寄席文字は、寄席の高座の横にあるメクリに書かれているので馴染みがあると思います。メクリには高座を務める噺家の名前が書かれています。太い文字でめいっぱい書かれているのは「客席を埋める」という意味があり縁起を担いでいます。

 

宝船は「縁起物」

宝船には七福神、金銀珊瑚の宝が積み込まれている縁起物のモチーフです。
正月の二日目の夜、宝船を描き、「長き夜の遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな」(なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな)の回文歌を書いたものを枕の下において寝ると、縁起の良い夢を見られると伝えられています。

その夢の順位は「一富士二鷹三茄子四扇五多波故六座頭」(いちふじにたかさんなすびしおうぎごたばころくざとう)です。五の煙草がいいです。たばこの煙は上に昇るので上昇運の象徴です。また、宝船は正月の季語でもあります。年の初めに「宝船」を使って一句いかがでしょうか。

 

橘右之吉(たちばな うのきち)
故橘右近の弟子で橘流寄席文字・江戸文字の書家として第一人者です。右之吉さんは当社の恭三郎の友人です。ちなみに恭三郎の江戸趣味の一つに千社札がありますが、その題名札「浅草寿柘」の文字も右之吉さんの書いたものです。

 

山東京伝(さんとうきょうでん)1761-1816
江戸時代の浮世絵師、戯作者。銀座で喫煙具商を営んでいた。煙草入れは和紙に漆を塗り固めたものでした。我々業界の大先輩です。


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